So on!一度しかない人生だから!-沖縄4泊5日-(2009/09/18)


今回の旅行のキッカケ
 沖縄の海はキレイらしい。一度はしっかり見てみたいなとか考えていました。いや沖縄は行ったことあるんですよ。でもその時は社員旅行とかで自由もきかず…ていうか海岸線に一度も近づかないというトンデモ旅行だったわけで。というわけで沖縄の海を見に行こうと漠然と考えました。

 今回は沖縄自体が離島ということもありマイカーは無理。なら本島以外も行くかと考えガイドブックを見る。素人的には石垣島と西表島のコンボが鉄板だよなと考えていたのですが、そういや沖縄ってアニメの舞台なかったっけとか調べてみる。すぐに思いついたのは「おねがい☆ティーチャー」これは本島だね。じゃ、まあ行けると。それと「あずまんが大王」の修学旅行は沖縄だったっけ。ということはマヤーのいる西表島に決定だなやっぱり。と考えていたところに、飛び込んできたタイトルが「ストラトス・フォー」…場所は下地島でした。

沖縄本島→宮古島→伊良部島→下地島→伊良部島→宮古島→沖縄本島

それと今回なんとなしに目標を立てる
・昼は必ず沖縄そば
・夕は必ず肉料理
・1日1回は海に浸かる
・琉球八社を全て巡る

 最後のはあとで説明しますです。


1日目(金)
 まずはとりもとりあえず羽田へ。始発の便に乗って一気に下地島まで行く算段です。実は飛行機に乗るのは北海道旅行以来実に4年ぶり。あの時は悪天候でとても怖い目にあったので飛行機はなるべく避けていたのですが、さすがに沖縄は飛行機以外効率悪いので恐る恐る乗ることになりました。でも今日は快晴。大丈夫さ。と羽田で買った空弁を羽田でもしゃもしゃ食べる。…なんかこういう弁当ものに当たりを引いたことないんですけど。

 そんなわけで4年ぶりだった飛行機ですが…全然大丈夫でした。雲ひとつ無い!とまでは言えなくとも下界の様子もバッチリ見れたので飽きることなく下ばっかり見てましたよ。ビバ窓側!富士山バッチリ。

 奄美大島バッチリ。上空から「うみものがたり」簡易舞台探訪。

 そして沖縄本島もバッチリ。

 那覇について、今度は宮古島に行く飛行機へ。那覇までが順調だったのでココは余裕の搭乗。というか少し待たされる。なら早速沖縄そばでも食べようかと思いはしたものの、さっきの空弁がまだ胃に残ってる感じだし、下地島ついたらがっつり食べるから、ここで食べるの我慢しようとロビーでごろごろ。1時間ほど後、宮古島行き出発。と思ったらなかなか飛び立たない。なんか渋滞してるらしい。飛行機でも渋滞あるんかいな?と心で思いつつ20分位遅れて出発。予定では到着してから伊良部島行きのフェリーの出航予定時間まで40分あったのですが、それを実質20分で終えなくてはいけないわけで…ちょっと予定に無理が生じてきた感じ。

 宮古島到着。すぐにレンタカー屋のおっちゃん探して名前告げるも事情を知らないおっちゃんはのんびりムード。事情話しても無茶と一笑されるだけと思い黙々と店に移動、手続き配車して貰う。店を出たのはフェリー出航予定10分前。無理と思いつつもとにかく平良港へ。脳内BGMはもちろん「ストラトス・フォー」のOP「1st Priority」でもリフレインされるのは「諦めたら そこで負け 逆転のチャンス 最後の1secまでロスタイムは続く」の部分だけ。まあ当然ですね。

 平良港に着いたのは出航予定時間5分後。既にフェリーの影は遥か彼方に…って、あれ、まだ泊まってる。なじぇなじぇ?もしかして違うフェリー?とか思いつつも、近づいたらこの船であってるらしいです。でも手続き云々で結局乗れませんていうオチじゃ…えっ?乗っていいの?じゃあ乗ります。往復券?じゃあそれで。と、車に降りないで手続き終了。車はバックして入ってください?OKOK。実際、このバック搭乗は衝撃的なものなんですけど、事前情報で知ってたし、そもそもまだ搭乗自体に間に合ったのが衝撃的すぎたので、気持ちスルーで行っちゃいました。

 というわけで、逆転のチャンスをものにしたので脳内BGMな「1st Priority」も最初からかかるようになりました。とにかく一安心。なんか水しぶきが大量に車にかかるけど無問題の方向で。

 伊良部島の佐良浜港到着。そして下地島へ!といっても下地島には何本も橋が架かってるので、特に時間などは気にすることもなく。のんびりドライブです。まずはとにかく昼飯。向かうは広陳のモデルとなった、オーシャンハウスinさしば。最初から舞台探訪と通常観光入り混じりです。

 そして御当地最初の食事はゴーヤチャンプルと沖縄そば。ゴーヤチャンプルはゴーヤの苦味が利いてて、マズー!と思いつつもなんかあと引くものがあるのでどんどん口に入る。アレはなんだろう青汁に匹敵するものがありますね。沖縄そばは…あれ?沖縄そばってこんな味だったっけ?いうなれば鰹ダシ強めの汁の入ったラーメンかうどんか…そんな感じ。まあ実質は宮古そばなので、実は違うものなのかもしれないですね。

 腹も膨れたのでお隣の下地空港へ。「うぉーここに如月教官がー!」とかなるんだろうな。その筋の人は…

 ちょっと奥まで行くと飛行機がすげー間近で見られます。

 更に空港北方面に車を走らせて佐和田の浜の遠浅の海を見る。なんか海って言うか透明度の高い湖ってイメージだな。

 更に空港北。なんかここだけ異常に観光客がいっぱいいる。「ストラトス・フォー」の舞台探訪する人ってこんなにいるの?と不思議に思いつつ、まずは…「うぉーここに香鈴がー!」となる。飛行機来てないのに奇異な人と見られたんだろうなやっぱし。



 えぇ、つまりそういうことです。あとから知ったこと(という時点で自分相当アウェイだったんだな)ですが、ここって空ヲタの聖地らしいです。そんなジャンルがあることすら知らなかったので、飛行機訓練を見てもおぉすげーな位しか思ってない自分は大分反応薄かったみたいです。

 タッチアンドゴーも見れますよ。

 ここから海岸線を西に回りこんで南下して通り池へ。「うぉーここで静羽が打ち上げ花火をー!」となりたかったんですが、なんか分断されててそこまで行けませんでした。でも通り池自体は見れたのでよし。

 更に南下して帯岩。ここは舞台では出てきませんが島の守護神らしいです。

 で、ちょっと奥まで歩くと中の島湾が上から見れます。

 またちょっと南下して、その中の島湾ビーチへ。そして人生初沖縄海体験。うお、ここも透明度の高い湖っぽい。でもその先は水平線しかない!なんか異様な感じ。ちょっと水を舐めてみる。しょっぱい。やっぱり海だ当然だ。ということでちょっと泳いでみる。水がぬるくて気持ちいい。そして波が優しい。地元の荒々しい海とは段違いだ。いやアレはアレで好きだけど。ということで30分くらい泳ぐというか浸かる。

 海も堪能したので下地島を後にして伊良部島へ。まずは牧山展望台。「うぉーここで香鈴が出前をー!」

 そこから北上して白鳥岬…も舞台では出てきてないか。

 そして今回俺的メインイベントなフナウサギバナタ。観光客…もちろんいねぇ!地元民…いるはずねぇ!なものですが、ここ来ずしてなにが舞台探訪なものか。まずは後姿の雄姿。横から。斜め下も。作ってきた紙飛行機を飛ばして…いや、ごめんそこまで用意してなかった。



 で、その紙飛行機が飛ぶ先に見える風車は…すげー回ってるのまで見えるぜ。今度はあそこへ行くんだ!というか今日行く!

 これにて伊良部島観光終了!さて時間は…次のフェリー出航15分前。ホントはその次の出航で帰ろうと思ってたんですが、まあ乗れるなら乗るかということで佐良浜港へ…の前に島唯一のコンビニでさんぴん茶を買う。おぉ!こんなところにファミマが!と、この時は驚いたものですが、実は沖縄って、ファミマが大分占めているんですよね。セブン、ミニストップ、am/pmは皆無で、時々ローソンとココストアを見かけるくらい。ちなみにこのファミマ、看板に「これより先にコンビにはありません」って書いてあった。いやここ1店なんだから全方位そうなんだろうけど、普通にここしかないと書けばいいのに、なんかマニュアルで書いてるのかな。

 それと、せっかくなんで今日明日の相棒写してから佐良浜港へ。なんだかんだで今回も結構ギリギリ。でもまあ5分くらい遅れるんでしょう?とか思ってたら今度は定時出航。なんていうか適当だなと思いました。いい意味で。

 平良港に帰ってきました。行きに撮る暇なかったフェリーをやっと撮ります。もう時間に縛られませんからね。

 平良港から次に向かうは西平安名崎。風車回ってたところです。「うぉークルクル回ってるー!」

 そこから西を見れば伊良部島。逆にフナウサギバナタが見えるはずなんだけど…うぉ!マジで見える。結構ビックリ。撮れるかどうかわかんないけど一応シャッター押してみる。後で見たら一応それらしきものが写ってた。これだよ…ね?

 それとさっきから目についてた大きな橋。伊良部大橋と言って2015年に開通するとのこと。コレできたらフェリーとかも廃止されちゃうのかしら。

 これにて完全に舞台探訪をクローズします。通り道にいた天然記念物な宮古馬…て言うかまわりひとっこ一人いないんですけど。ちゃんと保護されてるのかこの天然記念物

 そして雪塩工場へ。なんか時間あったので結構しっかりと工場見学してしまう。そんで雪塩ソフト食べてうまー…ちょっ!島とうがらし塩よりも黒糖塩の方が意味分かんないんですけど。

 あとは池間大橋を渡って

 池間島の灯台見て

 平良町に戻って、宮古神社を参拝。

 そのまま近くの繁華街で夕食へ。宮古牛と海ぶどうです。ってか、なにこの宮古牛。めちゃめちゃ美味いんですけど。ここ数年で食べた和牛の中でもトップクラスに美味かったです。それと結論言うと、今回旅行中に食べたものの中で一番美味かったです。そりゃ、今回旅行中に食べたものの中で一番高かったんですから当然かもしれないですけど。

※あまりに美味かったのでお店の名前を備忘録
海風 特選三種盛り合わせ3,980円也


2日目(土)
 朝は海岸線を見て迎えよう。そう思って朝から近くの前浜ビーチへ。というかこの流れ、明日以降も続きそうなので今後枕にしてみる。それはさておき…なんじゃこの海は!昨日の中の島湾も驚きましたが、これマジで日本の海か?ていうか砂からして地元で見る砂とは全く異質なんですけど。これは本当に砂なの?とにかく、これは是非とも泳がねば…って、無理!絶対無理!引き波が強いわ、ちょっと行ったら深くなってそうだわ、そもそも自分以外人がいない(実際は1kmくらい先の堤防に釣り人はいた)のでなんか自殺行為っぽいわで、今回は足に浸かるだけに留めました。あぁ、これだけでも沖に持ってかれそうでドキドキするよ。

 本日の海を堪能した後は来間大橋を渡って

 来間島の展望台と

 そこからその来間大橋を見て

 長間浜行って、また足だけ浸る。

 ついでにヤドカリ

 帰り車通りが無いのをいいことに、道路の真ん中で来間大橋を写真に撮る。

 その後、宮古島に戻って東に向かい、入江湾を通過

 ドイツ村で一休憩…なぜドイツなのかは不明

 東端は東平安名崎。確かは西は西平安名崎。何か関連とかあんのだろうか?と思いつつ。灯台を昇る。昇った出口は東側。海しかねぇ!東端なんだからそりゃそうだ。

 北。海岸線が美しい。

 西。両側海が見える。意外と良かったまふ~…このとき灯台本体を撮ってないことに気づいてない。まあ別にいいんですけどね。別に…

 これにて宮古島観光自体は終了。でも宮古島最後のイベントが終わってません。でもそのイベントは午後2時から。時間は…まだ午前10時。後4時間暇だなと思いつつ、東平安名崎で売ってたサトウキビジュースを飲む。まさに砂糖水。氷入れてもらってよかった。じゃないと濃すぎて飲みきれなかったかも。

 とにかく4時間暇なので、街中に戻って荷物整理やら日用品調達する。というかビーチサンダル必要だねと、今更ながら購入。それでもやっぱり時間余る。

 どうしようかと思いつつ、ふと店先見るとアイス屋さんが目に入る。ブルーシール…これもしかして沖縄のみでしか味わえないものなのでは?ということで購入。まあ暑かったしね。頼むはウベとサトウキビのダブル。早速写真を撮ってると、なんかどんどん溶けてきた。まあ暑かったしね。ということで後はかぶりつく様に胃に収める。でもちゃんと味わいましたよ。濃い味がとても印象的。でもサトウキビはよく分かってもウベはよく分からなかった。そもそも芋味のアイス食べたの初めてだったしね。それと余談。ブルーシールって通販はもとより都内とかでも食べられるんですね。というか上野にあるのかよ。というか地元のアウトレットモールにもあるのかよ。得なような得じゃないようなちと複雑な気分。

 正午になったのでお昼ごはん。今回はフーチャンプルと沖縄そば。フーチャンプルは最初見たとき、なんだ卵しか入ってねえぞ。と思ったのですが食べると違う食感が。これが麩なんですね。なるほど。後何気にスパムが入ってた。これも沖縄名物…だよね。沖縄そばは昨日と同じ感想。店によって個性出るかなと思っただけにちょっと残念。いやここも宮古そばだったんだけどね。沖縄そばにすれば違ったのかしら?

 お昼食べてもまだまだ時間余ってる。そうだ、今のうち空港の写真を撮っておこうと思い空港へ。これは自分でも妙案だったなとか思っています。実際この後、写真を撮る暇がなかったし。

 そうこうしてる内にいい時間になってきたのでイベント会場へ。で、結局イベントってなんなのかというと温泉です。沖縄のしかも宮古島に温泉があることに感動して、絶対行くぞと思ってたのですが、ここまで焦らされるイベントになるとは。

 で、入った感想はというと。これが予想以上に良かったです。色が赤かったので鉄泉かと思いきや塩化物泉らしく肌が引き締まっていく感じです。ぬるめで長風呂もできるし。こりゃ待った甲斐があったわ。とゆっくり…ってしてる場合じゃないんです。ここからまた時間との戦いです。

 風呂を20分ほどで切り上げ、一路レンタカー返却。もろもろ手続きして再度宮古空港へ。搭乗手続きを早々済ませ。そのまま沖縄本島へ。さらば宮古島…と飛行機内で感慨にふけるも、戦いはまだ続く。那覇到着も走るようにモノレール乗り場へ。そして搭乗。向かうは旭橋。旭橋降りて荷物を抱えながら早足で向かうは…とある食堂。なんかデカ盛有名店らしいです。でも営業時間は午後6時まで。そりゃ急ぎもするってことです。えぇ、なんとか間に合いましたとも。しかしこの状態でちゃんと完食できるんだろうか?大いに心配。

 入るといきなりカメラのフラッシュ。なるほど有名店だけあって観光客も多いのか。少しアウェイ感がなくなったので、少し気楽に注文。カツ丼一つ。プラスチックの食券を渡される。お金は…後でいいんですか。了解です。で、出てきたカツ丼は…確かにデカ盛。でも狂気の量じゃないですね。これなら完食できそうです。でも普通の食べ方じゃやっぱり無理そうなので、ちょっと裏技な食べ方を…ということで完食できました。最初の二口位しか味わってはいないですけどね。カツは普通に美味かったです。でもやっぱ普通かな。汁代わりの沖縄そばに至っては全く味覚えてないや。食堂の方本当にごめんなさい。これにて本日の観光は終了。胃腸薬飲んで早々に休ませていただきましたとさ。



3日目(日)
 朝は海岸線を見て迎えよう。そう思って朝から歩いて近くの波の上ビーチへ。ここは那覇で唯一、一般に開放されているビーチということで、気軽さではお勧めとガイドブックに書いてありました。確かに気軽ですけど…えと、沖が見えないです。ここは波のプール?どうも橋の工事中ということでここまで酷いのは今だけ…なのかしら。まあ目的は達成せんとな。ということで足だけ浸かる。実際朝から人いっぱいで泳いでも安全だったんですけど、今日はとにかく体力使うから温存せねばということで。ところで本島の砂浜は地元の砂と同じでした。やっぱり宮古島の砂浜が異質だったんですね。少し安心。

 その後、波の上ビーチの隣にある神社、波上宮を参拝して琉球八社参拝を開始とする。

 琉球八社とはなにか。Wiki転載すると、「琉球王国において『琉球八社の制』により王府から特別の扱いを受けた8つの神社である。」ということらしいです。行く発端となったのは、ガイドブックには神社仏閣が全く載っていなかったことから。もしかして沖縄って神教仏教禁止だったのかなと思いつつも、一応調べてみると、なんだやっぱり神社はあるらしい。宮古島にも宮古神社あったしね。

 とはいえ有名な神社とかはないんだろうと思いつつ引っかかったのが「琉球八社」という単語。結局、有名な神社あるじゃん。じゃあ観光しましょうとなりました。折角八社あるなら全部回るのは当然のことですよね。本日回るのは那覇市内にある六社。残り二社は市外にあるので明日行こうということで。

 さて、今日から新たな相棒を得るわけですが、レンタカー屋が開くまでまだ時間があります。じゃあここは一つ舞台探訪先行しますか。ということでちょっと歩いてホテルを2箇所。このホテル何かというと「あずまんが大王」でちよちゃん達が泊まったホテル。一昨日の「さしば」といい、メインから入んないな今回。

 午前8時。レンタカー屋が開いたので相棒ゲット。まずは琉球八社が一つ天久宮…間違えて隣に入ってしまう。え、ここじゃないの?



 こっちって…やっぱり誰もいないんですが。波上宮が宮司さんもいる立派なものだったのでこのギャップに少しビックリ。もしかして後は全部こんな感じなんだろうか。ちゃんと見つけられるかしら。

 そんな心配を他所に。とにかく沖縄本島南下することにする。どれくらい南下するかというと最南端まで。着いた先は喜屋武岬。

 ついでに近くにあった平和之塔

 ちょっと北上してひめゆりの塔。

 海岸線を回り込むように進んで北東の知念岬へ。

 知念村開村記念碑と宇宙軸より無限の記憶という謎オブジェ

 振り向くとなんか面白げな橋もある。後から調べたらニライカナイ橋というらしいです。

 知念岬の隣に行って斎場御嶽へ。ここも車降りたらすぐだとたかくくってたら…ちょっと歩きました。ハイキングコースと呼べないくらいの距離でしたがね。でも登りはちときつかったかも。

 斎場御嶽を後にした後は再度那覇市内の識名宮へ。ここも天久宮と同じでこじんまりとしていた為、捜すのに少し苦労しました。実は琉球八社っって沖縄県人にも認知されてないんじゃなかろうか。

 旭橋に戻って、車を駐車場に止め、ここからはモノレールに移動手段を変更。一日乗車券を購入です。これから少し歩くので、自販機で携帯用のさんぴん茶を購入…なんか興味にそそられます。そうか2千円札使えるのか。さすが沖縄。でもこの旅行中一度も2千円札が見れなかったのはなぜなんだぜ?

 しばらくしてモノレール到着。これから半日お世話になります。

 まず向かうは奥武山公園駅。降りてなんか興味をそそられるドームを横目に沖宮へ。ここもやっぱり人がませんでした。

 隣の弁財天宮には鯉がいました。まあ建物の放置はいいとして鯉の方が心配です。なんか飢えたように口パクパクさせてるし。

 そこからちょっと歩いて壺川駅。そこからおもろまち駅まで行って北西に歩く。なんか結構歩いた。ここは車で移動にすりゃ良かったと後悔しながら到着。ここでやっと昼ごはんです。食べるは当然沖縄そば。やっぱり昨日と同じ感想かな…と思いきや。あれ?これすごく美味しいです。麺はさらにラーメンに近づいた感じでスープはダシを控えてます。これ位のが自分にはちょうどいいです。ちなみにこの店、ネットで沖縄そばランキングぶっちぎり1位のお店。もしかしてフィルターかかってる?でも美味しかったんだから仕方がない。

 お腹も膨れたしちょっと元気でた。ということで移動開始。でも来た道戻らず南西へ。着いた先はホテル。今度は「おねがい☆ティーチャー」でみずほ先生が泊まったホテル?こっちもホテルからか…ま、いいや。

 そこから南に歩いて安里八幡宮。ハイハイここも人がいませんね。ていうか隣に保育園あるんですけど。勝手に入ってしまってよかったのかしら。

 ここからの最寄り駅は安里駅。ここから市立病院前駅まで行って。降りた先に愕然とする。目指すは本日最後の琉球八社、末吉宮。それが記されている地図と実際の地形見比べると…あ、アレですか?ていうか、ここに来て普通に山登りか!行く…しかないよな…ここまできたら。

 ということで今あるさんぴん茶を飲み干し、新たにさんぴん茶を2本購入して、いざ出立。着きました宜野湾御殿の御墓に…道間違ってるじゃん。この時はマジで心折れそうになりました。ちゃんと標識をだな…もういいや。

 結果、たどり着けるんですけど。それまでの行程は思い出したくないです。



 市立病院前駅に戻って終点首里駅へ。時間は午後5時過ぎ。体力限界…に来てると思うんですけど。なんで首里城に向かっているんでしょう自分。えと、思考停止。駅に着いて、首里城へとぼとぼ歩く。守礼門に到着。なんか人いっぱい。やっぱ観光地はこうでなければと少し元気でる。

 でも観光写真的には人が少ないときを狙うも、全然途切れる気配無し。まあしょうがないよね。ちなみにここも舞台探訪。「あずまんが大王」でちよちゃん達が訪れてますね。園比屋武御嶽石門は人が普通に通過するだけだったので特に問題なく。

 そこから正殿に向かい…さすが一大観光地人が途切れません正殿と南殿はさすがに人無しで撮るの無理っぽい?そして南殿内から本殿内へ見学。



 本殿内見学を終え、北殿見学に移ろうかと思ったとき、なんか奇跡起きてました。ある一団が集合写真撮るために入り口付近に固まってたため、流れが途切れてました。そして後から来た人達、それに遠慮して本殿奥に行かなくなる。これもしかしてチャンスじゃん。と、今ある元気を振り絞って一団の真横に立って本殿を

 さらに番所を撮る。南電までは無理でしたが、まさか人無しで取れるとは思いませんでした。ありがとうある一団。そしてずうずうしかったぞある一団。自分のことは棚に上げて置く。

 これにて本日の観光終了。風呂入って飯食って寝るだけだ!ということで風呂入りに牧志駅へ。国際通りを少し歩いてちょっと横路地へ。着いた先はゆんたくあしび温泉。沖縄のこんな町のど真ん中に温泉があるのですよ。見た目スーパー銭湯ですが。まあとにかく体が(主に末吉宮にて精神的にも)泥だらけだったので、この温泉はありがたかった。普段の旅行でも中々しないくらい長湯させてもらいました。あーなんか疲れが取れていく気がする~

 お風呂終わって夕食はステーキ。ついでにビール。場所は旭橋駅。ということで1日乗車券お勤めご苦労様でした。ステーキは沖縄以外では多分珍しい赤身のステーキ。霜降り?なにそれなアメリカンスタイルです。ビールはもちろんオリオンビール。ステーキは赤身なのであっさり。ビールに合いますがご飯はちょっと…ということでご飯はスープとサラダだけで平らげて、後は肉とビールで堪能させていただきました。



4日目(月)
 朝は海岸線を見て迎えよう。そう思って朝から伊計島へ車を走らせる。伊計島というのは沖縄本島東にある小さな島。そこまでは橋が整備されているので、特に時間とか気にせず行くことができます。そんなわけで早朝の午前5時出発。途中、朝飯にと日本最初のファーストフード1号店と言われるA&W屋宜原店にてモッツァバーガーとスーパーフライを購入。写真撮ってそのまま車に持ち込んで食事。トマト大目でサッパリ目。味は…普通?まあモスとか食べても普通とかいう舌なので。参考にならないですね。あ、ポテトも美味しかったです。でもこっちも以下略。

 車はA&W屋宜原店から東に走り真っ暗な景色の中海中道路を抜け平安座島、宮城島を通過、伊計島に入ったのは日の出時間30分前でした。さて余裕な気持ちで日の出スポットを捜す…がなんかこの島、東側に平地みたいな場所が見当たらないんですけど。いや北端にありそうではあるんですけどココはホテルのプライベートビーチだし。

 仕方ないので宮城島まで南下。でも、途中横道にそれて堤防っぽいつくりの場所があったので、そこに車を止める。そして堤防の先にドカッと座り込む。いや、なんか波が高くて、立ってたら海に落ちそうな錯覚に襲われたのですよ。日の出は…間に合いました。そして恒例の海に浸か…いや無理。ここは前浜ビーチ以上に無理。というかビーチじゃないし。足に浸かるのも怖いので手でちょっと海水触って終了しました。あぁ怖かった。

 今度は平安座島まで戻ると、石油コンビナート郡が目に入る。こんなとこ走ってたのかと少しびっくり。行きは真っ暗でしたから。…なんかぺスター襲ってきそうですね。

 もちょっと南下して浜比嘉大橋。

 ついでに今更相棒を撮る。

 そして朝は真っ暗だった海中道路へ。えと、海中といっても海の中を走るわけではなく終始海上走ってました。名前の由来はなんなんでしょうね?とは言え景色が悪いというわけでもなく。途中道の駅に車を止めて付近の浜で今度こそ足まで浸かる。でもやっぱり波が荒々しいのでちょっと恐る恐る。



 沖縄本島に戻り、今度は横断するように西へ。着いた先は海洋博公園です。

 実は沖縄と言えばスキューバ、首里城、水族館と偏った知識しかありませんでした。そんな偏った知識に入る水族館な訳なので、私的に結構メインイベント。営業開始とともに飛び込みました。でもここは写真だけ。語るより見ろですよここは。









 ということで約2時間堪能しました。まふ~さて、この後どうしましょう。折角だしイルカショーでも見ましょうか?無料だし。あれ?隣にも看板が…

 まあそれはさておき、午前11時までちょっと時間潰し。公園内に併設されているエメラルドビーチへ。えっ?ここマジで無料なの?とちょっと怯むくらい整備された砂浜なんですけど。これは足浸かるで済ますのはもったいない。そのままジャブジャブ入ってしまいましたよ。いやはやまさかもう一度泳ぐことが出来ようとは…思ってたんですけどね。念のため持って来てよかった着替えとビーチサンダル。

 さて11時になったので向かうは…言うまでもないですね。

 うわっ!すごい家族連れ集まってる。もしかして結構盛り上がってるヒーローなのかこれ?後々調べてみたらTV番組も作られてたんですね。しかも超神ネイガーを作ったところも協力してるって、なんか本気度がどこかのヒーロとは全然違うっぽいです。あっ、ハブクラーゲンさん凶暴化して子供泣かし始めた。ハブクラーゲンさんも本気のようです色々と。さてショーも終わりこれから何するのかな…と思ったら何もしませんでした。ここから普通に握手会の流れかと思ってたんですが、最近は違うんですかね?べ、別に握手したかったわけじゃないんだからね。

 海洋博公園を後にしてまずはお昼ご飯。今回も沖縄そばです。今回は昨日のそばよりも更にダシ薄めにした感じ。昨日の方が好みだったかな。でも肉はこっちのが美味かった。

 さて、この後の予定は琉球八社の残り二社だけなのですが…なんか他に観光地ないかしら?と地図を眺めていると…ある場所が目に入る。ゆかりちゃん牧場…いや正確にはゆかり牧場なんですが、まあいいじゃないそんな細かいこと。ゆかりちゃん牧場…ゆかりちゃん牧場…さぞかし某姫のようにファンシーなテーマパークなんだろうな。と、妄想を膨らまし。ふらふらっとそこに向かうことにする。

 …orz。いや、妄想勝手に膨らませていたのはこっちなんですけど。あまりのギャップに。闘牛場…ですか。そんなものが有名だとは。でもめげない!もしかして闘牛やってるなら見にいっちゃる。と思いつつ周辺歩くもやっぱりやってなさそう。後で調べたら前日別の場所でやってたらしいです。

 勝手に夢破れたので、そのまま琉球八社巡り。まずは金武宮。おおう、昨日までのひっそり建ってる神社や、山の上に鎮座する神社の覚悟もしてましたが、普通に大き目の神社でした。いや最初は八社全部この規模だと思ってたんですけどね。

 最後の普天満宮もこうだといいな…と淡い期待を持ちつつ到着。普天満宮は全八社中一番立派でした。街中にあるし、参道もあるし、参拝客もちらほら。そして社務所には巫女さんが数人。何でここだけこんな立派なの?まあとにかく参拝。

 ところでこの神社、さらに奥があるんですよね。ということで巫女さんに訊いてみる。「鍾乳洞入りたいんですけど」そしたら「住所氏名書いてください」と言われたので素直に応じる。名前書いたら巫女さんがそこまで案内してくれました。意外と厳重な施設だったのでちょっとビックリ。なるほど構えが立派になるはずです。あっ、ちなみにここお金は取られませんでした。名前書くだけです。それと鍾乳洞の撮影もOKということだったので、バシバシ撮り捲くり。でもネット流さないようにとやんわり釘刺されたので、アップは無しです。むぅ~残念。

 これにて琉球八社全て巡れました。最後の二社は那覇市外だったので、山登りとか覚悟してただけにちょっと拍子抜けでした。そんなわけで結構時間が余る。じゃあ、明日時間余ったら行く予定だったところへ…ということで一路嘉手納町へ。道の駅かでなに到着。
 ここは一見普通の道の駅に見えますが、実は展望フロアがありそこからは米軍嘉手納飛行場を望むことができると言う空ヲタには垂涎の…いやだから空ヲタじゃないですよホントに。ということでここでぼーっ飛行機眺めること…何時間いたんだ?とにかくどこからか午後5時を知らせる音楽が聞こえてきたので本日の観光を終了しました。ついでにここでお土産のさーたーあんだぎーを購入。賞味期限見たら1ヶ月近くあったので少々放置しといても大丈夫でしょう。

 那覇市に帰って夕食。もちろん肉料理。沖縄最後の夕食なので豪勢に石垣牛でも食うか!と意気込むもやっぱりどこも結構な値段するので、ちょっと怯む。どこかも少しリーズナブルなお店ないかしらと捜してみると…沖縄和牛と言う文字が目に入る。?これは…石垣牛ではないの?さらに読んでみるとやんばる牛という本島北部で飼育されている牛らしい。で、値段が外国産牛肉並みにリーズナブル。これは行くしか!ということでその沖縄和牛を扱う焼肉屋さんに直行しました。お値段リーズナブルなのでカルビとホルモンと…タンまでつけちまう。で、味はというと…美味しいです。先日の宮古牛程ではないですが、そこらの焼肉屋には負けないとろけるような甘さがあり、ご飯が進みますよ。ここはマジでお勧めなお店かもしれないです。



5日目(火)
 朝は海岸線を見て迎えよう。向かうは沖縄本島最北端辺戸岬。端っこ好きとしては外しちゃいけない場所ですよね。なので早朝午前3時に出発。高速道路をひた走り、高速終点の名護市に着いたのは午前4時半。ここで朝食を購入。朝食は沖縄にもあった吉野家。なぜにここに来て吉野家かというと沖縄限定メニューがあるからですね。その名も牛丼バーガー…イメージ的にはモスのライスバーガーの具が牛丼の具になったものって牛丼ちゃうやんか!と、つっこんだら負けの代物でした。ハイ、私負けでいいです。で、味はというと…俺、今度沖縄で吉野屋行ったら牛丼並みにするわ。でもこれは一度は食べた者の感想ですね。とりあえず食べてみれ。

 っと、まだ行程は半分なんですよ。ということでここから一般道をゆるゆる走る。辺戸岬についたのは日の出20分前。

 今回は他の観光客もちらほら。同じこと考える人はどこにでもいるものです。しかしこの辺戸岬…海の荒さが桁違いなんですけど。桁というか次元が違います。岬から飛び降りたら確実に死ねます。助けられません。断言できます。そんなわけで海に触れようとか考えられるはずもなく…というか時々波飛沫が体にかかるので、それでいいじゃんということで。今日も日の出がキレイですね。

 辺戸岬を後にして海岸線を回り込むように南東へ。国道58号線の起点に向かう。国道の起点て、そんな珍しいわけではないのですが、この国道58号線、実は奄美大島から続いている道ということらしいです。つまり今後、奄美大島に行くことがあったらそっちの南端に訪れても歯噛みしないようにということで。まあ今のところ行く予定は全然ないのですけれどね。

 それと近くにあったヤンバルクイナ飛び出し注意の標識。結局ヤンバルクイナ見れなかったな…

 さて現時刻は午前7時ちょっと前。次のイベントは午前9時。またもや暇になる。とりあえずイベント会場付近に行って一眠り。まあ今日は朝早かったからね。寝過ごさないよう目覚ましかけて…あづ~寝れるかこんなんで!なんで9月も終わりだというのにこんなに暑いんだ。沖縄だからか。うぅ~ホントにやることない。いいやもうファミマで立ち読みしてる!ということでファミマで立ち読み。俺沖縄まで来てなにやってんだろう。

 午前9時になったのでイベント会場へ。今回は滝を見にハイキングです。でも覚悟はしっかり出来てたので、気持ちが折れることはないですよ。まずはダムを抜ける。このダムも名前あるのかしら。

 道ですが登りが多めなものの平坦な場所もあれば下りもあって順調順調…いやそれでもキツイですやっぱり。というか休み無しで行くもんじゃないですね。いや休めよ自分。なんであの時ノンストップで行ったのか自分でも良く分かんないです。なんか変な脳内麻薬出てたんだろうか?中間地点のつり橋。

 そんなわけで休み無しで歩くこと40分。比地大滝に着きました。滝ごうごう、そこから流れる水がキラキラ。水浴びしてぇ!でも危険なので降りちゃダメという看板。ここまで来て水お預けかよ!と絶望する。

 比地大滝から帰ってきて、そのまま南下。名護市内への大渋滞を尻目に恩納村へ。まずは万座毛。これにて「あずまんが大王」の舞台探訪終了です。

 さらに南下して「おねがい☆ティーチャー」でみずほ先生が泊まったホテル?へ。こっちは内観ですね。これで恩納村も終了。

 ここから一気に北谷町まで南下してお昼ご飯です。ちなみに北谷町(ちゃたんちょう)と読むそうです。ダニーの町じゃないですよ。なんとなくここ重要。

 北谷町ついてお昼はやっぱり沖縄そば。なんか定食頼むと全てカツがついてくるという夢のようなお店。で、肝心のそばはなんにしようかと悩むとテビチそばが目に入る。そいうやテビチ今回食べてないや。ということでテビチそばを注文。ボリューム満点。テビチくにゃくにゃで大変満足させていただきました。

 お昼終わって、次は温泉です中乃湯温泉。中乃湯温泉は沖縄市にあるのでちょっと北上。着いたのは午後2時過ぎ。営業時間は午後3時からなので、またもや待たされるのかと思いきや、いつも午後2時半くらいには開くと常連さんから情報貰ったのでそのまま待つことにする。しばらくすると中からおばちゃんが「どうぞ」と声かけてきたので、そのまま突入。お金はそのおばちゃんに手渡しで終了でした。中に入ると脱衣所一体型の部屋に湯船が一つ。なんかお湯が緑。これは月岡温泉以来の変わり湯か?とワクワクするもなんか入浴剤らしいです。ちょ!月岡温泉と真逆行ってるびっくりだわ。あっ、でもお湯は熱めでサッパリ。でもヌルヌル感もありなんとなく不思議なお湯でした。やっぱバスク…

 さて、再度北谷町に戻り美浜アメリカンビレッジへ。ジャ●コの駐車場に車を止め、歩くこと5分強。サンセットビーチに着きました。ここもエメラルドビーチ同様、一般開放されていて泳ぎやすそうだったんですがね。風呂上りだし自粛しました。なので足浸かるだけ。

 その後ちょっと北に歩いて絵が描いてある防波堤。これにて「おねがい☆ティーチャー」の舞台探訪も終了です。というか全観光終了です。

 あとは那覇に戻って相棒と別れモノレールで那覇空港行って飛行機乗って…ここは特に特筆することも無く。順調に帰路に着くことができました。なんだつまらん。いやいや順調に越したことはないんですよ。とりあえず最初にあげた目標はクリアできたし、そもそも沖縄の海というのも堪能できたし温泉も入れたし下地島でまふ~だったし。なんて言うかもう思い残すことなくなっちゃいました。今度は西表島…って行く事あるんだろうか本当に。











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