らっきょを劇場で見た(2009/08/23)



 始発にのって♪…という程ではないですが、早朝から東京行くのはしんどいです。でもここの朝か夜遅くしか公開してないのだから仕方がないということで。

 新宿着いたのは開演40分前の8時。結構並んでたので入場出来るか心配でしたが、入ってみたら結構余裕でした。でも8時半ごろは立ち見も塞がってたから、本日のデッドラインは8時20分くらいですかね。来週とか行く人はご参考までに。

 で、本編の感想ですが、タイトルにはネタバレと書いたものの、原作読んでないから、実際の差異が分からず、どこからがアニメ単体のネタバレなのか線引きできないです。

 なので、これから映画館行く人はこれ以降見ないで下さいと前打っておきます。全て原作通りかもしれないんですけどね。あと、下記の感想、ツッコミ所多数だと思うので、そこは生暖かい目で全力で見逃してくれると幸いです。

































 まず、やっぱり思ったのは、ここにきてタイトルが「殺人考察」そのまま直球になったなということ。結局、「殺人」ってどういうことなの?ということを考えて、考えたら実は誰も「殺人」を犯していませんでしたというオチ。でも先輩の人は見知らぬ他人じゃないから殺したら「殺人」になっちゃうってこと?だから殺しちゃダメと。

 つまり「殺人」は高尚の上ダメで、そうでなければ低俗だけど被害者が運が悪かったということですかね。いやしかし、最初に言っていた「殺人鬼」の使い方が合っているというのも矛盾が生じるかな。人形師さんもそんなこと言ってたから、考察が間違っているとも思えないんですが、メガネが新解釈で先輩を翻弄しただけなのか?

 どちらにせよ、社会的には許されるかどうかは触れてなく、あくまで人を殺めた本人の状態について考察しているわけで…メガネ的には、あの華麗な舞で手加減された四人組は考察上殺しちゃっても「殺人」にならないから殺しちゃっても良かったんじゃないの?って気もするんですけど。実際先輩の人は「殺人」してないとメガネに断言されてるし。なんで殺さなかったの?社会的にダメだという理由だけ?

 あと「殺人=人格を消す」という意味だと思ってたんで、中の人を消した時点で、既に一人「殺人」しちゃったんだと思ってたらそれはノーカウントだったんですね。というか、人あらざる者ならノーカウントというのもよく分からなかったです。確かに「殺人」ではないけど、それは背負わなくていいのか。というか結局何を背負ったんだ?というか生きてる人の傍にいることが「殺人」をおかした人と一緒に背負うことになるって、もし背負う人が先に死んじゃったらどうするんですかね。

 とまあ本編の解釈は理解する間もなく終わっちゃったので、やっぱよく分からなかったです。2時間て短い。つまりは原作読めっていうことなんでしょうね。

 後は部分的な感想。譲治の人が出てきたのは過去のことだったんですね。なんであそこだけ、何年何月ってモノローグがはいらなかったんだ?ミスリード?

 先輩の人は中の人と、その変態性でKの人に脳内変換されちゃいました。でも着てるのは厳密には着物じゃないのか?横っ腹見えてたけど。薬の元は譲治に貰ったけど、あそこまでカリスマになれるのはやっぱ商売の才があったからですか?にしても倉庫に証拠残しすぎ。精製も大変そうです。それとよだれ出すぎ。起源に近づきすぎた証?

 そう言えば、いきなり出て来た、反体勢側の人はもう少し絡んでくると思ってました。ゲストだったみたいですね。これもミスリード?妹の人はホトンド出番なかった。人形師さんを最後に見た人…という扱いで終わったのか?原作もそうなん?

 メガネは致死量の薬を口移しされたけど、なんで死ななかったんですか?吐き出したとか、元々超体質だったのか?先輩の人というか真犯人をあんな状態にしておいて、事件ってちゃんと解決したのですか?ショートカットの看護師さんの出番が無いのはどういうわけだ?と謎は尽きないです。えぇ…全て野暮な疑問なんですよねきっと。

 これだけ書いといてなんですが、原作未読でも面白かったです。この作品。本当はこの謎を持ったまま、もう一度視に行きたいところですが…早朝新宿はキツすぎるです。DVD出るまで待つしかないかな…










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